翁長沖縄県知事がシンガポールカジノを視察

 

”基本的には”カジノはやらない

翁長沖縄県知事

自分の判断が正しかったかを考えたい

2015年7月22日、シンガポールを訪問している翁長沖縄県知事が、同国最大国際展示場である”シンガポールエキスポ”・シンガポール型IRである”リゾート・ワールド・セントーサ(RWS)”などを視察した。

現在、沖縄でユニバーサルスタジオ・テーはマパークの誘致を進めている関係もあり、RWSを訪問した際には、ユニバーサルスタジオ・シンガポール(USS)を視察し、「シンガポールと沖縄では規模の違いもあるとは思うが、自然や伝統を重んじる沖縄のあり方を再考するいい機会となった。」と今回の視察が有意義であったことを記者団にも語った。

しかし、”カジノ反対”を沖縄県知事選に立候補した頃より明確に示してきた翁長県知事だけに、やはりなぜカジノ関連施設を訪問したかについての質問もあがった。

質問に対し、翁長県知事は「実際にカジノやIRを自分の目で見たうえで、カジノ・IR反対という自分の判断が正しかったのかを考えたかった。今回の視察では、メリット・デメリットの両側面の話を聞かせてもらった。今後、観光産業をはじめとして国際競争力が問われるなかで、沖縄は世界と戦えるのかということも考えていかなくてはならないが、お金を稼げるから良いというわけでもない。基本的にはやはりカジノはやらないつもりだ。」と一貫してカジノ反対の姿勢は崩さなかった。

また、シンガポールエキスポを運営するシングエックスホールディングスCEOであるアロイシアス=アランド氏と会合し、「公設民営型」の運営方式についての説明を受けた。

※公設民営とは、国や県など行政側が施設や法人を作り、その運営を民間企業などに任せる(割合は様々)こと。

翁長県知事も積極的に質問をし、MICE施設への強い関心を垣間見せた。

※MICEとは、Meeting(会議・セミナー)、Incentive tour(招待旅行)、Convention or Conference(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった言葉。ビジネストラベルの形態の一つで、一般的な観光旅行と比べ一人当たりの消費額大きく、経済効果にも結びつきやすいことから、近年誘致に力を入れる国・自治体が増えている。日本でもIRと同時に議論されることが多い。

 

日本カジノ情報(JCI)のコメント

カジノ反対を叫び続けた翁長県知事が今回、カジノ関連施設を視察したことに驚いた方も多いかと思う。

また、「基本的にはカジノはやらない」などと微妙な表現を使ったことに複数メディアが反応している。

実際、翁長氏一行は、当初予定いていなかったマリーナベイサンズにも訪問し、RWS運営会社ゲンティンシンガポールCEOであるタン=ヒーテック氏との会合も行っている。

今後どのような動きがあるか、注目していきたい。

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