クラップスをプレイするには

クラップスとは

クラップス

クラップスは、世界中でブラックジャック・ルーレットに並び人気のあるカジノゲームの一つ。

ブラックジャックのように一人で黙々とプレイするのではなく、大勢でワイワイしながらプレイするというゲーム性からか、ラスベガスでは特に人気が高い。

また、実はクラップスはポイントさえ押さえておけば、カジノゲームの中で最も期待値が高い、つまり”勝ちやすい”ゲームであることも忘れてはいけない。

 

クラップスの基本ルール

1.概要

ブラックジャックのようなディーラーとの「対戦型」でも、ルーレットのような「観戦型」でもなく、その間のようなゲーム性。

ディーラーから指名されたプレイヤーが2つのサイコロを振り、決められたルールの上でその出目を当てるという単純なもの。(指名された場合に断ることもできる)

2.基本中の基本

・自分が賭けた目が7よりも先に出れば勝ち、7が先に出てしまったら負けとなりゲーム終了。

・第一投目で7が出た場合はゲームのやり直し。

この2つをまず覚えておけば、それ以外の細かいルールもすんなり理解できる。

3.出目について

クラップスではディーラーから選ばれたプレイヤー(このプレイヤーのことを”シューター”と呼ぶ)が、ディーラーから渡された5個程度のサイコロの中から2つを選んで振る。

サイコロは1~6までの数字が描かれた一般的なもので、その2つのサイコロの合計数が出目となる。

つまり出目は2~12の数字になるが、それぞれが同じ確率で出るわけではないというのがポイントだ。

例えば、「2」の出目を出すためには「1,1」というパターンしかない。

しかし、「5」の出目を出すためには「1,4」「2,3」「3,2」「4,1」という4つのパターンがある。

最も出る確率が高いのが「7」の出目で、6パターンあり、6分の1の確率で出現する。

出目 パターン 確率(%)
2 (1,1) 2.78%
3 (1,2)(2,1) 5.56%
4 (1,3)(2,2)(3,1) 8.33%
5 (1,4)(2,3)(3,2)(4,1) 11.11%
6 (1,5)(2,4)(3,3)(4,2)(5,1) 13.89%
7 (1,6)(2,5)(3,4)(4,3)(5,2)(6,1) 16.67%
8 (2,6)(3,5)(4,4)(5,3)(6,2) 13.89%
9 (3,6)(4,5)(5,4)(6,3) 11.11%
10 (4,6)(5,5)(6,4) 8.33%
11 (5,6)(6,5) 5.56%
12 (6,6) 2.78%

4.シューターの心得

ゲームに参加しているプレイヤーが一人ずつ時計回りにシューターの役目を果たす。

ただ、振りたくない場合は拒否して、隣のプレイヤーに任せることもできる。

ちなみに「シューターが親」と考えている人が多くいるが、そんなことはなく、ただ単にサイコロを振っているだけでなんらルール上の特典などがあるわけではない。

一度シューター役を引き受ければ、2投目以降で7の出目を出してシリーズ終了(ゲーム終了)となるまで同じプレイヤーがシューターを担当する。

シューターがサイコロを投げ込む際の守るべきマナーは次の2つ。

・両手を使わない

・サイコロを握った手をクラップス台の外や他プレイヤーの見えない所に置かない

どちらも不正防止のためである。

 

クラップスの基本プレイ用語

1.カムアウトロール

ゲームの第一投目のこと。

2.クラップス

ゲームの名前でもあるが、ここでは「2,3,12」の出目のことを表す。

3.シューター

サイコロを振るプレイヤーのこと。

4.ポイント

カムアウトロールでクラップス(2,3,12)・11が出なかった時の出目のこと。このポイントがゲームにおいて重要な役目を果たす。

5.ポイントナンバーズ

ポイントになれる出目のこと。「4,5,6,8,9,10」

6.ボーンズ

サイコロ、ダイスのこと。かつてのサイコロは骨で作られていたことに由来する。

 

クラップスの覚えておくべき賭け方

ここであえて”覚えておくべき”と書いたのは、クラップスの賭け方を全て覚えるのは大変だということと、もう一つは賭けるべき賭け方はその中のごく一部だからだ。

期待値の低い(プレイヤーにとって不利)賭け方は、まず今から記す期待値の高い賭け方をマスターした後に参考程度に覚えておけばよい。

賭けるべきではないクラップスの賭け方はこちら(準備中)

1.パスライン

カムアウトロールの前にレイアウト上の「PASS LINE」と記された場所にベットする。

カムアウトロールで7または11が出れば勝ちとなり、配当は1to1(1ドルをベットすれば2ドルが手元に残る)。

逆にカムアウトロールでクラップス(2,3,12)が出ればその場で負けとなり、賭け金を没収される。

カムアウトロールでポイントナンバーズ(4,5,6,8,9,10)が出た場合は、その数字をポイントとして、2投目以降で7が出る前にポイントとなっている出目が出れば勝ち(この場合も配当は1to1)、先に7が出れば負けとなりゲームは終了する。

誤解する方が多いが、2投目以降はクラップス(2,3,12)が出ても負けにはならないし、11が出ても勝ちにはならない。

ポイントが先に出るか、7が先に出るかという勝負だけになる。

2.カム(カムベット)

配当など基本的な内容はパスラインと同じ。

レイアウト上の「COME」と記された場所にベットする。

パスラインとの違いは、カムアウトロールの時点で賭けに参加しているかどうかのみ。

簡単に言いかえると、カムアウトロールの時点で参加すれば「パスライン」、2投目以降で参加すれば「カム」と呼ばれるというだけ。

例えば、3投目が投げられた時点でゲームが終了しておらず、「ここからゲームに参加したい!」となればカムにベットできる。

ここからはパスラインと全く同じで、4投目でポイントナンバーズが出ればカムにベットした人のポイントはその出目になるし、7・11が出れば勝ち、クラップス(2,3,12)が出れば負けとなる。

3.オッズ賭け

このオッズ賭けがクラップスの醍醐味であり、クラップスが最も期待値の高いカジノゲームとなる所以だ。

賭け方はとても単純で、パスラインまたはカムで賭けた後に、そのベットにチップを追加するというもの。

ではなぜこの賭け方がクラップスの醍醐味で、最大の期待値を出せるのか?

まず、オッズ賭けは「プレイヤーとハウスの勝率が完全に50:50」。

通常、カジノに限らず賭博というものは胴元(カジノではハウス)が有利になっている。

なぜなら、商売として賭博施設を運営する場合に、全体を見た時にマイナスとなるようなことがあれば、それは商売として成立しないからだ。

にも関わらず、クラップスのオッズ賭けは胴元の数学的アドバンテージが全くない。

例えば、パスラインに5ドル分のチップをベットし、ポイントが4の出目になったとする。

この状態からプレイヤーが負ける条件は、「4より先に7が出る」ということになる。(逆に言えば「7より先に4が出る」ことがプレイヤーが勝つ条件)

前章「クラップスの基本ルール」第三節「出目について」をご覧いただければわかるが、4が出る確率(3/36)は7が出る確率(6/36)の2分の1である。

オッズ賭けでは、まさにこの確率と反比例するように、配当が2倍(3to1)となる。

<各目の出現率>

4の目 3/36
5の目 4/36
6の目 5/36
7の目 6/36
8の目 5/36
9の目 4/36
10の目 3/36

<各目の7に対する出現比>

4の目 1/2
5の目 2/3
6の目 5/6
8の目 5/6
9の目 2/3
10の目 1/2

<プレースベットとオッズ賭けの配当表>

   プレースベットの4  1.80倍
   プレースベットの5  1.40倍
   プレースベットの6  1.16倍
   プレースベットの8  1.16倍
   プレースベットの9  1.40倍
   プレースベットの10  1.80倍
    オッズ賭けの4  2.00倍
    オッズ賭けの5  1.50倍
    オッズ賭けの6  1.20倍
    オッズ賭けの8  1.20倍
    オッズ賭けの9  1.50倍
    オッズ賭けの10  2.00倍

※プレースベットについては賭けるべきではないクラップスの賭け方はこちら(準備中)で説明

つまりオッズ賭けは他の賭け方と比べ、圧倒的に期待値が良いということだ。

その代わり、この賭け方には賭けられるベット額の上限が設けられている。

その中で多いのは「DOUBLE ODDS」「TRIPLE ODDS」だが、中には「10×ODDS」という所もある。

意味はそれぞれパスラインまたはカムの賭け額の「2倍まで」「3倍まで」「10倍まで」

また最近では「3-4-5×ODDS」というハウスも多い。

意味はポイントが「4または10の時は3倍まで」「5または9の時は4倍まで」「6または8の時は5倍まで」

オッズ賭けをする際は、パスラインに追加する場合はもともとのチップのすぐ横に、カムの場合はもともとのチップの上にずらして重ねる。

パスラインやカムへのベットと、オッズ賭けのベットは勝った場合の計算方法が異なるので、わかるようにチップを置かなければいけない。