カジノはパチンコを潰すのか

 

お金を賭けなくても楽しめるカジノ

カジノパチンコ

2015年通常国会に再提出される見込みのカジノ法案。

スムーズにいけば、2020年には日本にカジノ含む統合型リゾート(IR)が誕生しているかもしれない。

その中でやはり最も議論の対象となるのがカジノだ。

というのも、統合型リゾート(IR)を整備した場合のデメリットとして挙げられる大半がこのカジノに関するものであり、現在日本では賭博は刑法で禁じられているからだ。

そんなカジノだが、すでに日本のとある場所で人気を博しているようだ。

「日本では禁じられているのではないか?」「闇カジノか?」とお考えになった方もいらっしゃるだろうが、本記事でご紹介させていただくのは「老人ホームで行われる、金銭を賭けないカジノ」だ。

全国の様々な老人ホームで年に数回ペースで行われている出張イベントで、ルーレット・バカラ・ブラックジャックをはじめ所謂カジノゲームが楽しめる。

上述の通り、金銭は賭けず、はじめに無料で配られたチップを使ってゲームをするスタイル。

最終的に残ったチップの数で順位をつける。

世界中にカジノが多く存在することの理由として、そのゲーム性の単純さがある。

はじめは聞いたこともなかったようなゲームだが、お年寄りも数回プレイしていくうちにルールを覚えられる。

とにかく楽しいと好評なようで、中には夫婦で参加する方もいて、「会話が増えて夫婦仲が良くなった」という声もある。

カジノゲームはパチンコと違い、単純ではあるが頭を使い、参加者同士やディーラーとコミュニケーションをとる必要がある。

以前はパチンコイベントを開催していた老人ホームもあったようだが、現在ではほとんどない。

これはあくまでも老人ホームのイベントの話だが、実際にカジノが日本にできれば、パチンコを潰してしまうのではないかという可能性もある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

介護とカジノについてご興味のある方はこちらもどうぞ

カジノ×介護=デイサービス「ラスベガス」【異色のコラボ】←本サイト別記事

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

パチンコでは、遊戯をするためにコインや玉を購入する。(千円単位で1玉4円・1コイン20円が一般的)

カジノの場合はコインや玉ではなくチップを購入し、そのチップで賭けをする。

日本にカジノが出来た場合、チップの値段設定はおそらく1枚100円になる可能性が高いと言われている。

しかし、ラスベガスには「1セントスロット」と言って、1セント(1ドル=100セント)でプレイできるゲームもある。

この要領で、パチンコでいうところの20スロ・5スロのような感覚で、本来1枚100円だが1枚10円のチップで遊べる区画・フロアなどをカジノハウスが用意することも考えられる。

さらに、「遊戯」であり「賭博」ではないと言い張るパチンコ業界と違い、カジノは明確に「賭博」であるので顧客サービスにも大きな差が生じる。

例えば、カジノ内でのドリンクが無料、優良顧客にもなれば交通費や宿泊費をハウス側が負担する、などだ。

「遊戯」であるパチンコに「優良顧客」というものが存在するはずはないので、パチンコ業界はこの点でカジノより圧倒的に不利だ。

また、「外国人観光客をターゲット」とはしているものの、やはり国内の需要も大きいと考えられている。

現に、低迷してきたと言われながらもパチンコ業界は19兆円規模の市場であり、日本人のタンス預金は30兆円にものぼると言われているのだ。

世界のカジノ市場規模が20兆円そこそこなので、日本のパチンコ市場がいかに巨大か分かる。

現在パチンコにおける「優良顧客」である水商売(キャバ嬢やホストなど)の層はカジノに根こそぎとられるという見方もある。

ただでさえ低迷を続けるパチンコ業界に、これ以上の打撃はないだろう。

だからこそ、セガサミーをはじめ日本のパチンコ関連企業がカジノ業界に次々と参入しているのかもしれない。

 

日本カジノ情報(JCI)のコメント

パチンコとカジノについての記事は他に多く見られるが、パチンコが完全に潰されることはないと私自身は考えている。

というのも、カジノは場所が限定されるからだ。

あり得るとすれば、「都会・リゾート地のカジノ」「田舎のパチンコ」という構図ができあがることだろう。

また海外と比べると比較的「恥ずかしがり屋」の多い日本人に、コミュニケーションが必須となるカジノが受けるかどうかという問題もある。

パチンコは完全に一人の世界で、誰とも会話せずにゲームに没頭できる。

これが日本人の性に合っているのかもしれない。

ただ、上記でも挙げた「水商売」の層はコミュニケーション能力は比較的高く、華やかな世界を好む傾向にあるので、まさにカジノを好むようになると考えられる。

とにもかくにも、カジノ法案は進展しないことにはどうにもならないので、2015年度通常国会にて再審議・成立することを期待する。

下部にコメント欄があるので皆さまからもばしばし意見をよせていただきたいです↓

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

コメント一覧

  1. 匿名 より:

    そうですね〜

この記事へのコメントはこちら

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。