【神戸市】カジノ型デイサービスを規制【全国初】

   2016/01/21

ただの遊戯か?介護予防につながるか?

神戸市議会

介護保険法の趣旨に合わない

2015年9月24日、神戸市議会はパチンコ・麻雀・カジノゲーム等の遊戯を主な訓練内容とする介護施設を規制するため、このような施設の運営者を事業者指定されないようにする条例改正案を全会一致で可決した。

本条例で規制されるのは、「カジノ型」「アミューズメント型」などと呼ばれる通所介護(デイサービス)の中で、カジノゲームやパチンコなどの所謂ギャンブルにあたるような遊戯を高齢者にさせる施設。

神戸市は、遊戯を介護予防の主体とするものは、高齢者の自立支援を目的とする介護保険法の趣旨に合わないと判断。

また、疑似通貨など射幸心を煽り依存性が強まる恐れのあるものの使用、賭博・風俗営業を連想させる名称や広告も規制されるとのこと。

 

なぜ「カジノ型」デイサービス?

まず、ご存知の方も多いだろうが日本では現在も急速に高齢化が進んでいる。

ここ10年で、デイサービスの事業所はおよそ3倍となり、4万近くにもなる。

そんな状況の中、顧客争奪戦も激化し、他所との差別化を図るためサービスも多角化、「カジノ型」などという新しい形のサービスもあらわれ始めた。

その先陣を切ったのが、「デイサービス”ラスベガス”」。

カジノ×介護=デイサービス「ラスベガス」【異色のコラボ】

ラスベガスでは、麻雀・パチンコ・カードゲームなどを楽しみ、べガスと呼ばれる疑似通貨をやり取りする。

もちろんそれだけでなく、一般的な介護予防にあたる、運動・リハビリ・食事などもできる。

専門家の中には、ゲームをすることで認知症の予防につながると指摘する者もいる。

麻雀やパチスロなどを行っている時の脳活動を調べると、前頭全野(やる気や意欲に関する知的活動をつかさどる部分)が活動を高める傾向にあるという研究結果を根拠としている。

日本カジノ情報(JCI)のコメント

兵庫県はお隣大阪と対照的に、カジノに関しては否定的だ。

今回の条例に、それが影響しているかはわからないが、全く関係ないというわけでもないだろう。

「カジノ型」デイサービス自体は、ふさわしいくないという意見がありながらも、高齢者に良い効果を与えるという見方もされている。

今後全国で広がりを見せるのは、「カジノ型デイサービス」なのか、「カジノ型デイサービス規制」なのか。

記事ページにコメント欄がありますので皆様からもばしばし意見をよせていただきたいです↓

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コメント一覧

  1. 匿名 より:

    やはり神戸市は魅力がない。年寄りのささやかな楽しみまで奪うのか。

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